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ossan-arrow

Lust und Liebe zu einem Ding macht alle Mühe und Arbeit gering.

得点にはハイフン?ダッシュ?

LaTeX

ワールドカップ、残念でしたね。前半終了を目前にして1点を返した時には少し希望も有ったのですが、後半からはサッパリでした。4年後には私は修士2年になっている筈ですが、その時に日本を応援する余裕は有るのか、今から心配しているossan-arrowです。

さて、観戦中に少し気になった事がひとつ有ります。よく「2–1でギリシャコートジボワールに勝利」などと表示されていますが、この「–」はハイフンなのか、はたまたenダッシュ、emダッシュなのだろうか、という事です。

日本ではあまり意識されていないかもしれませんが、英語の文章では、ハイフン(hyphen)、enダッシュ(en-dash)、そしてemダッシュ(em-dash)の3つが使い分けられます。ハイフンは両端揃えの文章で1つの単語を分割したり、2つの単語を繋げたりするのに使われます(例:ten-year-old girl)。enダッシュは範囲を表すのに用いられます(例:pp. 10–12)。emダッシュは、日本語のいわゆる「ダッシュ」と同じ使われ方をします。ちなみにドイツではemダッシュはenダッシュ(Bis-Strich)の前後にスペースを入れる表記法(Gedankenstrich)をとっているようです。

さて、本題に戻りましょう。私はずっと「2つの物を分けて表記する」という性質を持つハイフンを使用して「2-1」のように表記するものと思っていたのですが、複数の海外ウェブサイトを見る限りはenダッシュを使って「2–1」のように表記した方が適切なようです。これは電話番号のように、数字を並べる場合に用いるフィギュアダッシュ(例:012‒3456‒7890)の代替として、enダッシュが用いられているという経緯のようですが、具体的にそれと示している文献が見当たらないため、もしご存知の方がいらっしゃったら教えていただけるとありがたいです。ダッシュは奥が深い……。