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Lust und Liebe zu einem Ding macht alle Mühe und Arbeit gering.

神戸市営地下鉄放送自動化

昼間Twitterの検索タブを見てびっくりしました。私の使っている「夜フクロウ」というクライアントでは自由にTwitter上の検索タブを作ることができるので、その中に「神戸市営地下鉄」と検索しているタブを作っているのですが、その中に「神戸市営地下鉄の放送が自動アナウンスになってる」という情報が入ってきたのです。
たまげた私は早速情報収集開始。既に今日電車に乗った同級生にも聞き(感謝)、確かに(嘘ではなく)自動アナウンスになったことをつきとめました。
しかも丁度いい事に、今日は先日の台風でお休みになった研伸館の補講があったので、実際に乗って確かめてみることに。以下、西神中央駅〜三宮駅間にて分かったことを、一部うろ覚えで間違っているかもしれませんが、なるべくたくさん、正確に記述したいと思います。なお、英語は完全に実力でリスニングなので、もし間違っていたら心の中で馬鹿にしておいてください。また、現在の時点では、1000形と7000形に装備されているようですから、恐らく全ての車両に装備されているものと思われます。

  • 主要駅発車後は、次の停車案内の前に「お待たせ致しました。この電車は、◯◯方面△△行きです。」という放送が入る。
  • 次の停車駅の案内では、まず「次は××、××です。(●●線はお乗換えです。)」と日本語が入った後、"The next stop is ××, station number S◎◎. (Please change here for ●● line.)"という英語放送が入る*1。なお、S15などの場合もS one fiveではなく、S fifteenと読んでいる。
  • 到着時、「××、××です。ご乗車、ありがとうございます。(右 or 左)側の扉が開きます。扉付近のお客様はご注意下さい。」という放送が流れる。
  • 車内で不審な荷物を見かけた場合の放送も有る。(日本語は聞き取れませんでしたが)英語は"Attention passengers, if you find a suspicious package on the train or in the station, do not touch it, and immediately inform a train or station attendant. Thank you."
  • 優先座席の放送も有る。(日本語のみ)
  • 県庁前〜三宮間は駅間が短いため、発車後「次は三宮、三宮です。」の後、英語だけ乗り換え案内を行い、到着時に日本語で「三宮、三宮です。地下鉄海岸線、阪神、阪急、ポートライナー、JR線はお乗換えです。」と案内し、英語では駅名だけを流す。
  • 次が終点の場合、「次は××、××、終点です。車内にお忘れ物の無いようにお気をつけ下さい。」"The next stop is ××, station number S◎◎. The next station will be the final stop, ×× terminal."というアナウンスが入る。到着時には「市営地下鉄をご利用下さいまして、ありがとうございました。」という放送が入る。

……ふぅ、こんな所でしょうか。今日の所は、肉声を交えて話す方や自動放送だけを使用する方、色々な車掌さんがいらっしゃったようです。これからも、もう少し詳しく調べてみたいと思います。
これまで「柔軟性が高い」という理由で車掌の肉声による放送を残してきた神戸市営地下鉄でしたが、少し方向転換をしたようですね。ただ、車掌さんはこれまで通り乗務していらっしゃいましたので、柔軟性は残った結果と言えましょう。さらに英語を導入することで、海外からいらっしゃったお客様にも分かりやすくなったと思われます。
ただ、今日気づいた問題点をいくつか挙げておきますと、まず新長田駅の案内が長すぎて、到着してドアが開いてもまだ喋っている。これは今すぐに改善すべきポイントです。それから、音が少し小さい。特に地下にいるときは、走行音が響いて全然聞こえないときもありました。上の英語で間違っている所が有るとしたら、それが原因です(ごめんなさい……力が無いだけです)。今日気づいたのはその2点だけですが、これらを解決すれば、もっと良い車内放送が実現できるかと思います。
市営地下鉄のさらなる発展、期待しつつここにキーボードを置きます。

*1:神戸市営地下鉄の駅には番号が振られており、谷上駅がS01、新神戸がS02、……西神中央駅がS17となっている